そばの道具 其の5 生舟(なまふね)
○生舟(なまふね)
木製の蓋つき料理箱。切り溜ともいわれ、そば店で生そばを入れ保存する箱(ふね)の意味である。
昔、平べったい大きな容器を指して「ふね」といった。その容器にそばを入れて売ったのが「ふなきり」である。
そば店では打った生そばを略して「なま」ともいう。この生そばを「ふね」に入れ、積み上げて保存し、必要に応じて釜前に運ぶ。
材質は、一般には、さわら、杉が多く使われている。また、檜、桐材も使われる。大きさは、1ふね小間が2枚入る長さ55cm、
幅29cm程度が一般的である。
割り粉の少ない純度の高い生そばの場合には、切れやすいので、湿度を自然に調整してくれる桐材が最適である。
【そばの基本技術 日本麺類業団体連合会 柴田書店より】











