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酒蔵見学〜酒田酒造株式会社さん


酒蔵見学〜酒田酒造株式会社さん1

「上喜元」。
日本酒好きなら、きっと知っていることでしょう。

山形県酒田にある名蔵、酒田酒造さんを訪ねました。

酒蔵見学〜酒田酒造株式会社さん2

まずはここで洗米。
食用米と違い、酒米は柔らかく水を吸いやすいため、洗米作業は秒単位の繊細な作業。
機械では対応できないため、すべて人の手で作業します。
1回10kgほどしかできず、1日約70回ほど繰り返されるそう。

酒蔵見学〜酒田酒造株式会社さん3

MAX1400kgの米が蒸せる釜。
通常は700kgほどで稼動する。

酒蔵見学〜酒田酒造株式会社さん4

米の温度を下げる冷却機。
蒸された米の温度を約7度まで下げる。
機械で冷却するのはもちろんだが、冬場でなければ、7度までは下がらない。
お酒は冬に仕込まれるのも、その理由のひとつ。

酒蔵見学〜酒田酒造株式会社さん5

麹室内の麹床。
ここにお米を広げ、手作業で麹菌を振り掛ける。
酒田酒造さんの床には、計量できる工夫がされており、お米の水分含有量が分かるよう、100g単位で計測されている。

酒蔵見学〜酒田酒造株式会社さん6

蒸発して失われる水分が、一目でわかる。

酒蔵見学〜酒田酒造株式会社さん7

ゲタと呼ばれる板棒。
板の幅が違うのは、麹の醗酵温度によって使い分けるため。
麹つくりは2昼夜半続く、重労働。

酒蔵見学〜酒田酒造株式会社さん8

火入れの作業中。
60度で雑菌を殺すのですが、一気に60度まで温度を上げるとビンが割れてしまうため、機械内では、数段階に分けて殺菌する。

酒蔵見学〜酒田酒造株式会社さん9

酒母が眠るタンク。

酒蔵見学〜酒田酒造株式会社さん10

ここで毎日もろみの状態をチェックし、合格すれば搾りにはいる。

酒蔵見学〜酒田酒造株式会社さん11

タンクに巻かれた黒い帯は、中に約5度の冷水が流れる冷却装置。
タンク内のもろみは常に醗酵しているため、ほおっておくと醗酵熱でどんどん熟成が早まるのを抑えるため。
昔は筒に入れた氷を使って、冷やしていたそう。

酒蔵見学〜酒田酒造株式会社さん12

社長兼杜氏の佐藤社長に、蔵内を案内していただきました。
ありがとうございます。

鑑評会の常連「上喜元」を醸す蔵は、繊細な人の手と、文明の力を融合した情熱の蔵でした。

上喜元・酒田酒造株式会社
山形県酒田市日吉町2−3−25
0234−22−1541


※上喜元・酒田酒造さんは観光蔵ではありません。
特別な許可を頂いて見学させていただきました。


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