日本酒にはアミノ酸がたっぷり
酒類の中で醸造酒である日本酒(清酒)には糖分、有機酸、アミノ酸、ビタミンなど100種類以上の栄養素が含まれ、とりわけ身体に有害な生理活性を示すアミノ酸が豊富です。
アミノ酸は3大栄養素の1つで、タンパク質の構成素として筋肉・臓器への利用や栄養価を高めるほか、様々な生理機能を担っています。
体内で合成できない、飲食物から摂らなくてはならない必須アミノ酸が日本酒にはバランスよく含まれ、古来より「天の美禄」と言われてきました。
非必須アミノ酸の役割も大きく、アルギニン(ホルモン分泌の促進)、グルタミン(免疫機能の維持・改善)、アラニン(肝臓の保護)などは重要な薬効をもっています。
日本酒の甘味を出すアミノ酸(グリシン、アラニン、プロリン)は脳では神経伝達物質として働き、胃液や膵液を分泌させ食欲を増進します。
夏の暑さで胃腸機能が衰えがちな時、「日本酒で乾杯」の”ゴクッと1杯”に含まれるグリシンが胃前庭部の顆粒細胞を刺激し、ガストリン(消化管ホルモン)を
放出させ、血中を回って胃底部に作用して胃液を大量分泌させます。
食事の合いの手にも酒を胃に入れることで、胃壁が厚く丈夫になるのです。
この作用は「栄養効果」と言われ、日本酒党の人に健啖家が多い理由とされています。
運動する場合には十分なアミノ酸・タンパク質を摂取することが必要です。
脂肪代謝が高まるため、アミノ酸の分解が進み、必要量は増加します。
また、ダイエットや糖尿病などの脂肪代謝が高まる場合にもアミノ酸量は増加する可能性は高いのです。
疲労の解消や体力増進パワー、疾病予防にアミノ酸サプリメントの活用もありますが、他の酒にはない豊富なアミノ酸の効果、とりわけ甘味成分による心地よい
食欲増進の効果で明日への英気を養いましょう。
「アミノ酸 あれこれ買うより 日本酒飲もう」











