鰹節にまつわる話 節と仲間たち其の3 宗田節(目近節)
「ソウダカツオ」と呼ばれますが、荒節や本節の原料魚「マガツオ」とは別種になります。
ヒラソウダ、マルソウダ、スマソウダなどがありますが、主だってヒラソウダとマルソウダを原料魚としています。
体長は約30〜60cm、大群をなして高速で遊泳しイワシ類を捕食します。 血合いが多い魚種であり、その血合いの多さが出汁のコクになります。
産地は高知県土佐清水が有名で、全国大半の需要を土佐清水がまかなっています。
この宗田節にはふた通りの呼び方があり、関西より西側で「目近節」、それより東側では「宗田節」と呼ばれます。
同じ宗田節でも、1月〜3月にかけて水揚げされ加工された節を、寒い時期に捕れた目近「寒目近」と呼び、味、香りともに優れ、 最上級品として扱われます。

○宗田節(寒目近)
鰹節に比べて濃い出汁がとれるので、蕎麦やうどんなどの濃いツユに向いています。

○笹目近
宗田節よりも上品でクセがなく、出汁色もうすいのが特徴です。

○枯宗田節
本節と同様に、出汁にまろやかさがあります。











